伊豆シャボテン動物公園のカピバラのお菓子を購入してみました。
カピバラの黒糖まんじゅう
伊豆シャボテン動物公園のカピバラのお菓子は、黒糖まんじゅうでした。
黒糖まんじゅうは小さなお饅頭が15個入りです。
おまんじゅうの包装紙にカピバラのイラストが描かれています。
ですので、包装紙をとると普通の黒糖まんじゅうになります。
黒糖まんじゅうの中身はこしあんでした。
残念なお知らせ
今回購入したカピバラの黒糖まんじゅうは、賞味期限が近いという事で、割引されて販売していました・・・。
マーケティング不足
なぜカピバラの黒糖まんじゅうが売れないのか?現地にいたので、すぐに理由が分かりました・・・。
それはターゲットと商品があっていないからです・・・。
誰に向けた商品なのか?
まず、カピバラの黒糖まんじゅうは誰に買ってもらいたいのか?が不透明です・・・。
絵柄的には子供向けなのかもしれませんが、お客様でカピバラのお菓子を食べたいのは誰なのか?しっかり考えるべきでした。
例えば、子供?10代?20代?30代?男性?女性?一番多い客層は?・・・・と考えると、管理人が訪れた際に見かけた子供ではないか?と思います。
子供の場合、管理人が訪れた際に出会った遠足の子供たちが多く来園するので、ターゲットは多いと思います。
デザインもかわいらしいイラストなので、女の子は気になると思います。
ですが、黒糖まんじゅうとなると、子供が黒糖まんじゅうを欲しがるのか・・・というデメリットが生まれます。
10代だと、中学生、高校生でカピバラのお饅頭を買うか?と考えると、デザイン的には問題ありませんが、まんじゅうをお土産に買うのか?ということになります。
では20代だとすると、絵柄的に可愛いので、20代の女性は買うかもしれません。
しかし、女性は一人で訪れるよりは男性とデートなどで来ることがあるかもしれませんが、お土産で黒糖まんじゅうを買うのか?ということになります。
30代となると、お子さん連れの家族層になると、カピバラのお饅頭を誰が欲しがるのか?考えると、会社の方へのお土産のデザインではないですが、お子さんは欲しがるかもしれませんが、黒糖のおまんじゅうです・・・。
40代も代と同じようなターゲットと理由になると思います。
以上のように見ていくと、商品とターゲットの不一致が生まれていると思います。
お子さん向けのデザインなのに、商品は黒糖まんじゅうという、年配が喜びそうな商品です。
ですので、せっかくの商品でも、購入まで至らないのではないか?と考えました。
売れる商品にするには
このカピバラの黒糖まんじゅうを売るためには、黒糖まんじゅうをやめた方がいいと思います。
理由は、デザイン的に子供向けなのに黒糖まんじゅうはターゲットの不一致が生まれているからです。
そこで、まんじゅうで売りたいならチョコ饅頭、イチゴ饅頭など子供が好きそうな味にします。
もしくはクッキーやチョコレートなどに変更した方が断然売り上げが伸びるとおもいます。
とにかく、ターゲットが好むデザイン、ターゲットが好む商品でなければ、この商品のように賞味期限が近くなり売り切りになってしまいます・・・・。
富士の白雪カスタード
富士の白雪カスタードはこの黒糖まんじゅうを作っている会社です。
伊豆シャボテン公園から発注を受けて作ったと思いますが、黒糖まんじゅうではなく、富士の白雪カスタードのような子供も喜ぶお菓子に仕上げればよかったのかな・・・と思いました。