本日2022年7月1日に公開された映画ゆるキャンについての感想です。
ネタバレも含まれますので、まだ見ていない方はご注意ください。
分かりやすい起承転結
映画ゆるキャンは一般の方にもわかりやすい起承転結の構成がされていました。
起
初めは志摩リンと大垣千明の絡みから、メンバーが高下地区に集まる部分が起の部分で、さらに朝という時間で表現されていました。
これから物語が始まるという夜明け、朝という演出がされています。
承
大人になったメンバーがキャンプ場を開拓する奮闘シーンは日中、天気の良いシーンで演出されています。
学生時代を思い出しながらみんなそれぞれ楽しみながらキャンプ場を開拓しているシーンです。
転
土器が出土したことにより、暗雲が立ち込めるというシーンがそのまま演出されていました。
なでしこの家から普段なら見える富士山も雲がかかってみることができず、他のシーンでも曇のシーンに入ります。
ここで映画が好きな人だったらすぐに気づく転のシーンです。
結
最後にキャンプ場を完成させ、知人が集まり夜それぞれ楽しく過ごすシーンとなりました。
見たことがある演出
ゆるキャンを見たことがある人なら、このシーン見たことある!!といったシーンが散りばめられていました。
段ボールにくるまれてたな・・・
何でいつも狭い場所なんだよ・・・
ランタンの灯をともすシーン・・・・
懐かしのキャンプ場の登場
志摩リンがキャンプ場の取材をするシーンでは洪庵キャンプ場やパインウッドキャンプ場などを訪れていました。
洪庵キャンプ場の管理人さんが志摩リンを知っていたことは、嬉しいと喜ぶべきことか?それともチェックされていたと怯えるべきか?女性によってとらえ方が異なるかな・・・とも感じましたが、映画の中では前者でしょう・・・。
スマホがシャープ製???
ゆるキャンのキャラクターが利用しているスマホが何となくシャープ製のスマホのようなデザインだなぁ・・と感じていました。
スマホの背面のカメラのデザインや形状がすごくシャープ製を意識しているんだなぁ・・・と感じました。
自分もシャープ製のスマホは嫌いではありません。
感想
映画ゆるキャンを見た感想として、うまくまとめたなという感じがします。
本編のゆるキャンはまだ6ヶ月程度ですが、映画ゆるキャンは数か月を2時間30分でまとめていました。
キャンプ場を作るテーマをどのように表現するのか?気になっていましたが、土器の出土問題を上手く絡めて問題を解決する方向で完結していく形になり着地をさせました。
また、話の中で見たことがあるシーンが登場したり、キャンプを始めた頃の自分たちを見ているような演出はゆるキャンファンは何かを感じるシーンだと思います。